あとがき
やっと終わりました(笑)
1994年の春頃から構想を練り初め、実際に執筆を開始したのは、1995年の1月末からだったと記憶しています。(フロッピーのデータには作成時期が記録されているので、見ればいいんですが・・・。)約10年と半年あまりかけて、やっと終わらせることができました。
「セーラームーン」の連載が終了してしまい、一気にモチベーションが下がった時期がありましたが、HP立ち上げとともに再燃し、どうにかこうにか、ここまで来ることができました。正直に言いますと、HPを立ち上げた4年前には、既にVOL.5の中盤までは出来上がっていたんですよ。つまり、Vol.5の後半からVol.6まで4年も掛かってしまったということです。それはひとえに、HPの運営が思っていたよりも大変だったということが影響しています。当初は、連載なんて簡単だろうなどと高をくくっていたのですが、いざやってみるとなんと大変なことか! 「ゴメンナサイ、もう書けません」と、何度皆様に謝ってしまおうと思ったことか(笑) その度に、皆様からの暖かい激励の言葉を思い出し、自分を奮い立たせてがんばってきました。日向は単純なので、誉められると調子こきます(笑)
まぁ、連載だけをやっているわけにもいかないので、その間別の長編を幾つか書いたり、「セーラームーン」とは別の小説を書いてみたりと、いろいろとやっているうちに無理が来ちゃいまして・・・。去年は半年休む結果に(^^ゞ その節はご心配をお掛け致しました。ちょうど去年の今頃ですね、「ドラゴンズ・チルドレン」ひっさげて復活したのは。待ってましたとばかりのあのアクセス数増加を見たとき、涙出るくらい嬉しかったです。
さてさて、「血色の十字軍」編はここで終了となりますが、日向版セーラームーンはまだ終わりじゃないです。次なるステージが待っております。もうお分かりかと思いますが、セーラーヴァルカン絡みの話は、ラスボスのアビスをカモフラージュするために展開させた話です。彼女自身がどういう役割を持って、今後どう動くのかは、次なる話で徐々に明らかになっていきます。更に、もうお気づきだと思いますが、「血色の十字軍」における亜美編は、「十字軍」には殆ど関係ありません。亜美たちは、一足先に次なる話のステージ上にいるのです。こういった展開方法を取る作家って、日向の記憶にはいませんね。かなり特殊な展開ではありますね。亜美たちの本当の活躍の場は、次の話となります。あと、プレアデスもね。
連載の方は、しばらく休止させて頂きます。今、徐々に次の話を書いているのですが、設定が一部固まっていないところがあったりするので、途中で変更する可能性があるからです。発表してしまうと、変更がきかないですからね(汗) 充分に充電してから、再開を致しますので、催促せずにお待ちください(笑) もちろん、この間に何も作品を発表しないというわけではないので、時々HPの方を覗きに来てくださいね。4周年記念小説は、「あります」とだけ言っておきましょう。
長い間連載にお付き合いくださいまして、どうもありがとうございました。次の連載も、とんでもない展開になると思いますので、楽しみにしていてください。
2004年9月24日 日向 環